• ホーム
  • クロス取引で株主優待の権利落ち回避!

クロス取引で株主優待の権利落ち回避!

上昇のグラフ

株主優待はとても魅力的なものですので、株式投資を行う個人投資家の目的の一つになっています。
しかしながら優待をもらうことの出来る権利日を通過した後の権利落ち日に株価が大幅に下落する可能性が高いというのが悩みどころであると言えます。
株主優待をもらうことが出来ても株価が大幅に落ちてしまうと、結果として高い買い物になってしまう場合もあります。

この様な損失を回避する一つのテクニックとしてクロス取引が知られています。
株主優待の権利を取得することを目的としている場合には有効な手段の一つとして活用することが出来ます。
株式投資では株主優待の他に配当金や株価の変動による現金の獲得を目的とする場合が少なくありませんが、株式投資では利益が生じることもあれば損失が生じる場合もあるというリスクのある取引であると言えます。
クロス取引と言うものはこのリスクを極めて小さなものにすることが出来るというのが特徴です。

クロス取引の仕組みは通常の株式取引で行う株式の購入と、信用取引と言う仕組みを活用して売りから入る空売りを並行して行うことによって株価の変動の影響を受けないようにするということを可能にするものです。
この仕組みを取り入れることによって株価が上がっても下がってもそれぞれのポジションの株式が損益を相殺するため、基本的な損益が生じないというのが特徴になっています。
いわゆる現金の損益を相殺するのがこのクロス取引の仕組みです。

この仕組みにおいて株主優待は特別な位置づけとなります。
優待品は現金ではありませんので相殺されることはありません。
そのため株価の変動による損失を回避しながら優待だけを取得数rことが出来るというのがこの方法で取引を行うメリットであると言えるのです。
この仕組みは非常に便利な方法であり、安全にリスクを少なく優待品を手に入れる方法として活用することが出来ます。
ある程度の知識があればだれでも利用できる方法です。

配当金は実質受け取れない?なぜ?

クロス取引は通常の株取引による購入と、信用取引による売却を同時に行うことにより株価の変動による損益を相殺することによって損失を回避する方法です。
この取引方法を活用することで株主優待を受け取る権利を得ながら権利落ち日に発生しがちな株価の下落の影響を受けないようにすることが出来るのがポイントです。
一見安全に見えるこの方法ですが、株主優待以外の様々なメリットの恩恵を受けることが出来ないのが注意点の一つです。

この取引方法を取り入れる場合、代用有価証券を活用する信用取引の仕組みを使って空売りをすることになります。
空売りは通常の取引とは逆の損益が発生する仕組みを持っていますので、株価が下落するほど利益になるというのが特徴です。
しかしながら、株を借りて先に売却するという取引方法になりますので受け取ることの出来る配当金についても支払う必要が生じるのです。
この仕組みによって購入した株式の配当金と空売りした株式の配当金が相殺されてしまう形になってしまうため、実質的に受け取ることが出来ないのです。

もう一つの注意点としては、貸借銘柄によっては相殺では済まない場合があるという点にも注意が必要です。
貸借銘柄によっては株の不足が生じる場合もあり、その様なケースにおいては手数料が嵩むことにより損失が発生してしまう場合もあるのがこの方法の注意点であると言えるでしょう。
場合によっては完全に損失の回避を行うことが出来るものではないと言うことについて注意しておく必要があります。
代用有価証券にかかる手数料がどの程度になるのかについては状況によって異なるものであると言えますので、その都度確認する必要があると言えますが、短期で決済をする優待目的の場合にはそれほど大きな影響はありません。